
元気が出ない。気持ちも落ち込む。メンタルケアやストレスケアにもおすすめしたいのが鍼灸です。
これまでにも、蓄膿・産前産後の腰痛・産後の骨盤矯正・腱鞘炎・事故後の後遺症・慢性肩こり・ぎっくり腰まで、様々な不調を鍼灸で改善することができました。
鍼灸の効果は世界保健機関(WHO)にも認められており、様々な疾患の改善が可能だと言われています。
今回は鍼灸院で聞いた豆知識と、わたし自身のメンタルが鍼で改善されましたのでご紹介します。
Contents
疲れたら鍼灸に行こう。
今回鍼灸院に通った理由は、なんとなくの疲れから。
特にココが痛い!ということもなく、どちらかというとメンタルの問題?かなと感じていました。
具体的にはこんなかんじです。
- 体がしんどい
- 呼吸が浅い・息苦しい
- 眠れない
- かゆみ
- 頭が重い
- 元気が出ない
- 余裕がなくイライラしてしまう
- 気分的な落ち込み
わたしは仕事柄慢性的な肩こりに悩まされていますが、今回の場合はあまり肩こりの症状を感じてはいませんでした。
なんとなくの不調に加え、定期的な治療をしばらくしていなかった事を思い出し、空き時間に鍼灸治療に行く事にしてみました。
どのような治療をしたのか。
- 脈をとり、手足や顔色など、全身の状態を見てもらう。
- お腹、首、肩、背中に鍼を打つ。
- お腹と背中を温める。
- 治療後は置き鍼を背中に数カ所貼る。
所用時間40分程度でした。
ストレスは心と体に表れる。
そもそもストレスとは、外部から刺激を受けたときに生じる緊張状態のことです。外部からの刺激には、天候や騒音などの環境的要因、病気や睡眠不足などの身体的要因、不安や悩みなど心理的な要因、そして人間関係がうまくいかない、仕事が忙しいなどの社会的要因があります。つまり、日常の中で起こる様々な変化=刺激が、ストレスの原因になるのです。進学や就職、結婚、出産といった喜ばしい出来事も変化=刺激ですから、実はストレスの原因になります。
ストレスを感じると、心はもちろん体にも影響が現れます。
例えば、大きなプレゼンがあるとしましょう。
ドキドキと動機が早くなったり、体が硬直したり、顔が紅潮したりと体にも変化があります。
逆に体の不調、痛みなどがあると、精神的な余裕が無くなったり、憂鬱な気分になることもあります。
ストレスは適量ならカンフル剤にもなりますが、あまりに大きなストレスを感じたり、長い間ストレスにさらされるとと心身ともに不調がでてきます。
わたしが感じた不調(不眠・息苦しさ・かゆみなど)も、調べてみると自律神経が関係しているものがほとんどでした。
人間の体には細部にわたるまで神経が張り巡らされており、意識している部分と意識していない部分それぞれで神経が働いています。
ストレスを感じると神経のバランスが崩れ、神経が上手く働かなくなるようです。
鍼灸で脳への血流が良くなる?
鍼をすると血流が良くなる事で、脳へも血液が循環します。
というとなにやら怪しく感じますが、例えば肩こり。
肩が凝っているということは、首も凝っている事がほとんど。首は脳へ血液を送る為の血管がある場所です。
首が凝っているということは、硬く緊張している状態です。その状態では血液が上手く脳まで運ばれないですよね?
脳に血液が正しく送られなると脳の機能が低下し、結果的に心も体も影響がでてくるという仕組みだそう。
ストレスを感じると、人の体は左半身に凝り、痛み、かゆみなどの不調が出ることが多いそうです。胃腸など、内臓の不調は右半身に出るそうです。
メンタルケア・ストレスケアに鍼灸を勧める理由
気持ちが落ち込んでいるとき、その理由が明らかな場合はそこを改善すれば良いですが、理由もなく気持ちが落ち込むこともあります。
そんな時は、心のケアよりも体のケアをしてみるというのも1つの方法だなと実感しました。
鬱の方にウォーキングが効果的と言われています。食生活や生活リズムが大切だというのも同じことですよね。血流が良くなることで、体が適切に働きはじめ、脳への血流も良くなりということかなと。
鍼灸は、鍼を刺すことで緊張を緩和させます。血流を良くする効果もあります。
メンタルが不調な時は、体の不調も整えてくれる鍼灸治療を試してみるというのは有りだなと感じました。
お母さんも、スポーツマンも、デスクワーカーも緊張している。
小さなお子さんを持つお母さん!腕枕して寝ていませんか?抱っこにおんぶ、していますよね。授乳の時の姿勢1つとっても、体の緊張を感じているハズ。
デスクワークしている人の場合は、体を動かさず同じ動作をしてしまうことで首や肩が緊張しています。目を使いすぎることも首の緊張を招きます。
運動をする方の場合は、正しい姿勢で運動が出来ていない場合、体の一部に負担がかかります。負担がかかる場所を庇う為に別の場所が緊張することもあります。
つまり、生きているだけで負担ってかかっています。
定期的なケアをするためには、ルール作りも大切
- 定期的にストレッチをする
- 定期的に休息をとる
- 定期的に鍼治療をする
負担をかけすぎない為には定期的なケアが重要です。
ということで、週に1日は休みを取る月に1回治療に行くなど、それぞれの状況でルール作りをすることが大切だなと感じました。現場からは以上です!